旅の終わったあとの話。全く大したことしてない。
今回、9/5にマドリードにゴールしてから9/8に一緒にゴールに走ってくれた大岡くんを見送るまでの数日間のことについて書く。
なお、僕らは観光する気が全くなくてマドリード生活の7割をネットでマンガ読むことに費やしたのでこのエピローグは内容死ぬほどない!!
マドリードには3泊したのだが、本当に観光しなかった。今までの疲れが出てやる気がなかったのもあるけど、僕らの目的は「チャリでマドリードまで走ること」であって、それを達成したら「観光」することはクソどうでもよくなった。
マドリードでは大岡くんは朝から晩までネットで「金色のガッシュベル」を読んで俺は「弱虫ペダル」の2週目に入ってた。
大岡と旅中、弱虫ペダルごっこしてたのが懐かしい。「俺は鳥取の暴れ牛石原ァ!」とか言って激コギすると早くなった感じするのよ。
重い腰を上げて昼から観光。
これは美術館。有名なゲルニカが飾ってた。写真禁止だった。
大学生ごときがすごい生意気なんだけどモナリザみたあとだとどんな有名絵画もどうでもよくなった。芸術はわかんないんだ。
大岡くん、またサッカースタジアムを見に行く。なんかマドリードのサッカーチームも強いらしいけど、バルセロナでみたスタジアムのが良かったみたいです。
3日もいたのにもう書くことない。俺たち本当にずっと漫画読んでたんだ。
みんな金色のガッシュベル、大人になっても面白いから読もう!!
マドリード首都なのにすげぇつまんない。バルセロナ楽しかったからスペイン行く人はバルセロナ行くことオススメする。日本も東京より京都、大阪のが楽しいのと一緒やね。
そして刻一刻と別れの時は近く…
大岡くんと愛車たちとの別れ。
大岡くんとサヨナラするために空港へ。
愛車たちも飛行機に乗せると追加料金がとんでもない額になるし、そもそも性能やば過ぎてこれ以上乗らないので空港でサヨナラすることに。
走ることものの30分で空港へ。
愛車たちとの別れを惜しんでみる僕ら…。いや、わりとまじで悲しい。
グロッカス…、お前はギアも無いしブレーキも効かないし1日1回パンクするし最悪だったけど、よくここまで耐えたな…!
本当にこのチャリでマドリードまで来れるのか?と毎日言ってたけど本当に着いちゃったからスゴイ。
どんなボロでもやってやれないことはないと教えてくれたチャリ。
パトリツィア…。お前は女性用チャリでむっちゃ回らないと進まないし、キャリアぶっ壊れてるしダメなやつだったけど最高に乗りやすかったよ…!
あんだけボロいだのなんだの言ってたけど別れる時はムチャクチャ寂しかった。少し泣けた。
さらば愛車たちよ。お前たちの名前は半年間ぐらいは覚えてると思う。
今まで使った、鍵やテントなどキャンプグッズも全部この空港の指定ゴミ箱に捨てた。
一気に荷物が軽くなってここでまた旅が終わったと実感。
マドリード空港がWi-Fiも使えないショボいクソ空港だったので近くのマックで時間潰して、別れの時。
何年後かオッさんになって、俺らだけしか分からない旅の思い出話してお酒を飲んだらこの上なく最高だろう。
さらば!(肝心の空港の写真はない)
卒論頑張れ。
完
追記:ハンガリーに帰って外人にチャリ旅の話しても全然反応なくてビックリ。大岡に聞くと日本でもそうらしい。変わり者って思われるだけなんだね。それとも、想像の域を超えているのだろうか。
不思議。