本日は大岡がブログを書きます。
この日は大岡史弥がこの旅で最も苦しんだ日だった。
朝飯
本日はフランス ナショナルパークを通る。3日前にも別のナショナルパークを通ったが、そこよりもサバンナみたいで雰囲気がある。
途中であった老人 マウンテンバイクチャリダー。この先もどうやら砂利道が続くらしい。
残すは後輪のみ。その後輪も途中でついに壊れてしまった。ブレーキが効かない恐ろしさ、、ヤバイな!と笑っているたくを横目に僕はもうこの旅の終わりを感じていた。
自転車屋さんに持っていっても、古すぎるから直らないの一点張り。(後ろの白のバイクが80€ 私のグロッカスは60€)
かろうじて後輪のブレーキを少し直すことができたが、効きはまだ甘い。またすぐ効かなくなる。
たまたま通りかかったおじさんが必死に直してくれるもおれの相棒グロッカスには何の効果もない。
そして本当に恐ろしかったのはここからだった。今日の体の体調は途中までは悪くなかった。砂利道が続いたものの自転車のパンクもなく大自然の美しい壮大な景色に癒されていたからかもしれない。
ヨーロッパの大自然
痛い、痛すぎる…。
小学校からサッカーを続けている僕でもこれまで味わったことがない痛さ。
ペダルを回すだけでも両足が痛む。
まだ2週間以上残っていたチャリ旅だったが、この時僕は日本に帰りたくて仕方がなかった。
せっかくお金をかけてヨーロッパに来たのに何をしているんだろう。
頭はそのことでいっぱいだ。
キャンプ場に着くなり、僕はまずそこから一番近い駅を探した。
もう限界、たくにはすまんがこれからは別行動だ。
完